2021年4月1日に日本モリマー株式会社の子会社であるパワーサプライ株式会社の設備部門を独立させたモリマーエンジニアリング株式会社(本社:兵庫県小野市、代表取締役社長:柿本正広)を設立致しました。

従来、医療診断分野のデバイス製造、検査薬充填から梱包までの自動化設備をはじめ、社内全工程を企画開発、設計、製造しております。近年は自社開発した生産設備を外販展開もしており、これら事業の更なる成長を目指しつつ、新会社設立を機に、国内外のモリマーグループ(以下グループ)製造会社の生産技術の改革に乗り出します。

2020年度は新型コロナウィルスPCR検査用デバイス製造の自動化設備の受注が爆発的に増加し、2021年度は受注対応の継続及びグループで推進中の「生産革新活動」にも積極的に関わってまいります。

「生産革新活動」ではトヨタ生産方式に基づき、モノづくりの原点に戻り、新たな発想転換で、オペレーショナル・エクセレンスの研鑽と徹底的なQCD向上による競争力強化と収益力確保を目指します。モリマーエンジニアリング株式会社はグループ製造各社と共に合理化・自動化による生産性、歩留まりと品質の大幅向上を目的に設備及び生産プロセスの改革を推進し、更なるノウハウを培うことで将来的には設備の外販を視野に入れております。まずはパワーサプライ株式会社が長年の実績があり、TSモリマー(タイ)が受注した採便容器の生産設備も近々モリマーエンジニアリング株式会社から導入致します。