企業情報

1980~1989

15年間携わっていたFRPの加工方法であるSMC(Sheet Molding Compound:シート状成形材料)の圧縮・加熱法の事業は、当時はまだ歴史が浅く、これから飛躍的に世の中に広まり活躍できる事業であると確信しました。

SMC成形事業は可塑性などの汎用成形法であるインジェクションのような大きな市場ではなく、ニッチな分野でもあり、またSMCの専門商社などもなく、きめ細かい営業により顧客にSMC成形の良さを認識してもらうことで、様々なビジネスシーンにおいてお役に立てると考えたのです。そこで2、3年の市場調査を行って十分なビジネスチャンスがあることを確信し、1980年7月15日に日本モリマー株式会社を設立致しました。

SMCの事業を行う一方で、関連事業であるBMC(Bulk Molding Compound:塊状成形材料)の事業に着手しました。SMCとBMCの事業を両立することで、幅広い成形加工が可能となったのです。後にSMC成形事業は1985年にモリマープレミックス株式会社として、BMC事業は1990年にモリマーコンパウンド株式会社として設立。

また1990年には、FRP成形メーカーにとどまらず商品開発に参画できる提案型企業としてモリマーコンポジット株式会を設立致しました。またSMCの用途開発として、体育館、野外スポーツ施設の観覧席を自社商品として取り込みたいという思いで、1986年に近畿工業株式会社を買収致しました。(現在のモリマーキンキ株式会社)これで原料から成形加工そして製品と、川上から川下までのトータライゼーションを確立することが可能となり、独立時に抱いていたあるべき姿の企業となりました。この時点でSMC成形業において日本一となり、創業期の夢を兼ねることができました。

1990~1999

に、海外での事業基盤の確立と物流部門の自社運営(モリマーロジテック株式会社の設立)を行い、更なる飛躍を図りましたが、あまり芳しい結果が得られることなく、2004年には物流会社を売却しました。

2000〜2009年

2000年より商事部門の強化の為、多年友好関係があった住友商事プラスチック (現 住友商事ケミカル(株))様との事業提携を行いました。そして、その事業提携を発展した形で、2002年3月に住友商事プラスチック(株)と共同出資で、「モノ作りのできる商社」としてモリマーエスエスピー(株)を設立致しました。このモリマーエスエスピー(株)は、主要商品であるガラス繊維および同製品の拡販の為、2009年7月に米国オーウエンスコーニンググループのガラス繊維オーシーヴィージーアールピー産業(株)の全株式を取得、子会社化し(ジーアールピー産業(株)へ社名変更)、2010年1月には、その子会社も吸収合併いたしました。

また、モリマーグループは発展するアジアに対応し、現地生産・現地販売を推進する為、 2001年9月に杭州保利泰克塑化有限公司を、2005年8月にはMOLYMER POLYTEC(THAILAND)CO.,LTDを設立し、両社にてBMC成形品の製造・販売を開始いたしました。 さらに、各種商品のアジア地区との輸出入拡大を目指し、2007年4月に森修国際貿易(上海)有限公司を設立致しました。 このような積極的な事業展開と、長年培ってきたノウハウ・知識や海外含めたネットワーク、また、日本一の保有台数を誇るSMC成形機の活用により、FRPを初めとする各種プラスチック事業において、幅広く展開することとなりました。

2010〜現在まで

ジア地区との取引拡大の為、2010年5月にはモリマーエスエスピー株式会社が台北事務所(台湾)を開設、2013年7月には自動車部品メーカーであるタイTIKグループ(現TSモリマーグループ)3社を系列化しました。一方日本国内においても2012年11月には壁紙メーカーである株式会社デコリアを、2014年12月にはポリ袋製造販売の日本技研工業株式会社と回転成型メーカーであるサミット樹脂工業株式会社(現 モリマーサム樹脂工業株式会社)を系列化し、モリマーグループの取扱い品目の多様化が進みました。 この様な積極的な事業展開と、長年培ってきたノウハウ・知識や海外を含めたネットワークにより、現在では総合プラスチックメーカーとして「企画立案、原料選定から成型、施工、物流、倉庫までのトータルプロデュース」を幅広く展開しております。 又、2013年4月よりグループ企業の土地・建物を利用し太陽光発電設備をスタートし、既に5ヶ所で1メガワット以上の発電規模となりました。

そして未来へ

業時に30年間存続する企業は10%もないと聞かされていましたので、絶対に企業存続を維持すると決心し、是までは10年刻みで事業戦略を立てて来ました。その間、多少の浮き沈みもありましたが、その都度、軌道修正を適宜行い今日に至っております。

グループの将来、特に2020年度を見据えた中長期的な指針作りの一環として、若年社員の夢と意見を取り入れるべくグループ内委員会:CE20を立ちあげています。グループの総力を挙げ、このCE20で掲げるChallenge・Change・CommunicationそしてEvolution・Energy・Engineの各項目をフルに発揮していきたいと思います。

今後、モリマーグループは、「引き続き、主業である熱硬化・熱可塑性の成形品事業に軸足を置きつつも、それ以外の新規分野・新規市場へ積極的に展開して行く。」という基本方針のもと、急速に発展中のアジア、特に中国の現地メーカーとの取り組みを強化し、また国内外を問わず、プラスチック関連事業への資本参加や、さらに産学共創プロジェクトや、環境保全の為の各種リサイクル事業にも取り組んで行く所存です。

モリマーグループ沿革

1980年7月合成樹脂製品及び原材料の販売ならびに加工を目的として日本モリマー株式会社(大阪市)設立
1985年6月モリマープレミックス株式会社(三重県)設立
1986年2月近畿工業株式会社(奈良県)に経営参加
1990年1月モリマーコンポジット株式会社(茨城県)設立
1991年10月モリマーコンパウンド株式会社(福井県)設立
1997年1月近畿工業株式会社をモリマーキンキ株式会社に社名変更
2001年9月杭州保利泰克有限公司設立
2002年3月モリマーエスエスピー株式会社設立
2004年4月モリマーエスエスピー(株)が新和産業(株)を吸収・合併
2005年8月MOLYMER POLYTEC(THAILAND)CO.,LTD.設立
2007年4月森修国際貿易(上海)有限公司設立
2008年4月モリマーコンパウンド株式会社をコンパウンド事業部として日本モリマー株式会社に統合
2009年7月モリマーエスエスピー(株)が米国オーエンスコーニンググループのオーシーヴィー ジーアールピー産業(株)の全株式を取得、子会社化した(社名をジーアールピー産業(株)に変更)
2010年1月モリマーエスエスピー(株)がジーアールピー産業(株)を吸収合併
2010年5月モリマーエスエスピー株式会社が台北事務所(台湾)を開設
2012年10月モリマーエスエスピー株式会社が(株)デコリアの第三者割当増資を引受けし子会社化
2013年7月日本モリマー株式会社がタイTIKグループ3社を系列化
2013年12月TIK MANUFACTURING CO.,LTD をTS MOLYMER CO.,LTDに社名変更
2014年12月日本技研工業㈱とサミット樹脂工業㈱(2015年1月モリマーサム樹脂工業㈱へ社名変更)を系列化
2015年1月杭州保利泰克有限公司を桐乡茂利馬塑化有限公司に社名変更し、所在地を移転
2015年10月北斗通信㈱(2015年10月モリマープレシジョン株式会社へ社名変更)を系列化
2016年2月浴槽を成形する引佐化成(浜松市)から事業を買収し、新しい子会社「モリマーキャスティング株式会社」を設立
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